2013年9月27日金曜日

第四湿原上部のセイタカアワダチソウ

湿原周辺の整備の結果、日当たりがよくなり、いろいろな植物が見られるようになりましたが、
中には、歓迎しない植物もあります。
セイタカアワダチソウも、そのひとつです。
北アメリカ原産の多年草(キク科)

先日のksc(甲山自然環境サポート倶楽部)活動日に除草をしました。
荒地に群生する帰化植物の代表格

一時は花粉症の原因として誤って伝えられ
マイナスイメージを植えつけられました。


作業のようす。セイタカアワダチソウは他の植物の生育を妨げる
物質を発し荒地を制覇します。

この作用はアレロパシー(他感作用)とよばれるが増えすぎると自分の出した毒に中毒を起こして群落が衰えます。

引き抜いて集積しました。
アレロパシー効果はひとつの種が単独で栄えることができないという生物界の掟を目の当たりにするケースです


参考図書:いがりまさし著「野草のおぼえ方」小学館刊