2014年9月17日水曜日

・・・食欲の秋・・・

ずいぶんと涼しくなり、甲山も秋を感じられるようになってきました。
秋と言えば…食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋と色々ありますね。
ご存知かもしれませんが、甲山には食べられる実もたくさんあるんですよ。今日はその二つをご紹介します。
サルナシ(猿梨)の実
サルナシはマタタビ科のつる性落葉樹で、北海道から九州まで分布しています。
花期は5月~7月で果実は秋にできます。果実はだいたい2cm位、緑色をしていて、切り口はキウイフルーツに似ており、味もキウイフルーツににています。
キウイフルーツに似ていますね!
サルやクマなど野生動物の餌とされ、実が梨の形に似ていて、サルが好んでよく食べることから、サルナシと名付けられたと言われているようです。
サルナシのビタミンCはレモンの10倍、それに加えビタミンB1も豊富で疲労回復や滋養強壮にも効くとされています。
すごいですね!!




栃の実
トチノキ科の落葉高木で山地の谷沿いなど、湿気の多い所に育つ。
分布は沖縄を除く全国。花期は5月~6月。3~5cmの実が落ちるのは9月頃。
クリに似た光沢のある茶色の種子は、古くからしっかりと渋抜きをしてトチ餅などに利用されています。