2015年3月26日木曜日

春よ、来い ♪♪

昨日までは、寒の戻りのせいか、

冷えましたが、今日は日差しも強く

春の陽気となりました。

甲山自然の家の桜も

つぼみが膨らみ始めました。

もうすぐ桜の季節がやって来る、
とウキウキしていると

そこにお客様が...


     
エナガ



待ち遠しいお花見


日に日に膨らんで



まもなく、甲山に桜の季節がやってきます。





2015年3月25日水曜日

山なのに、タコ?

3月21日(土) 春の日差しいっぱいの中、

甲山・社家郷山で遊ぼう屋   
 
 ~地元野菜収穫と明石ダコのダッチオーブンユニーク料理~が

甲山キャンプ場、リバーサイトにて 8家族22名の参加者のもと、

開催されました。

ボランティアのみなさん、および県漁連の方々にご協力を

いただきました。


神呪寺農地で集合、野菜作りの基礎となる土作りを知り、
 
山の恵みである落ち葉を使った

堆肥作りから、里山・里地のつながりを学びました。


里地・里山のめぐみを体で感じる
野菜の収穫体験、土に触れる








甲山キャンプ場に移動して、明石のとれとれ生ダコの登場です。

兵庫県漁連の方のお話を伺い、山と川と海がつながっている

ことを理解しました。


今からの調理にワクワク




生のタコはなかなか手ごわい




手作りスモーク タコのお味は? 


美味しくなーれ


シェフ気分!

    
フレッシュ野菜甲山

甲山産 シイタケ



     
出来あがり!

山の幸、海の幸に感謝して




野外調理を通じて、山・川・海のつながりを理解し、自然環境

の保全、自然との共生の大切さを体感していただけた

一日でした。

参加者の方から、新鮮な食材を使ったお料理の美味しさの基は

自然の恵みであることが、よくわかりました。との感想を

いただきました。


2015年3月19日木曜日

姿はよく似ていますが・・・

つい先週、氷が張るほどの寒さと思いきや
今週はこの暖かさ、そして春雷の激しい雨。
春本番に向けて、一雨ごとに寒暖が
移り変わっていくのですね。
 

姿のよく似た三種の生きものが揃いましたので、
ご紹介します。

学習館ではおなじみの、ニホンイモリ
カエルのなかま、両生類です。
おなかは赤く、アカハライモリともよばれています。
(写真のようにおなかの赤くない個体もいます)
食欲旺盛で、動物質のものならなんでも食べます。
イモリは井戸を守ると言われます。
よく見るとかわいいお顔。

 
絶滅が心配される、カスミサンショウウオ
カスミサンショウウオの卵嚢
30~80個の卵が入っている。
カスミサンショウウオも両生類です。
イモリより体表はつるっとした感じ。
落葉の下や腐葉土の中に潜んで生活している。
 

お家の窓などにぺたり張り付いている、ニホンヤモリ

学習館に迷い込んだ、まだ子どものようで
3センチほど。
ニホンヤモリは、爬虫類です。
蛾や蚊などを食べるので、
見つけてもそっとしてあげたいものです。
ヤモリは、家を守ると言われます。
 


両生類と爬虫類は姿はよく似ていますが、
進化が大きく違います。

魚類→両生類→爬虫類 と進化しました。

簡単に言うと、
水から出て離れて生きることができる(爬虫類)か、できないか(両生類)です。

もっと詳しい違いもたくさんあります、ぜひ調べてみてくださいね。


2015年3月17日火曜日

甲山に春の香り







春の空気とともに春の香りが♪

ヒサカキの花がたくさん開花しています。

ヒサカキの枝葉は花屋で仏前にお供えする下草として売っています。













ヒサカキの雄花













ヒサカキの雌花







2015年3月13日金曜日

はるまつり2015 自然学習館にも来てね!

3月14,15日に、甲山自然環境センターのおとなりの
甲山森林公園で、「はるまつり2015」が開催されます。

「スタンプラリー DE ビンゴ」では、自然学習館も参加しています!


自然学習館では、
子どもたちに人気のこの方や

カッコイイこんな方や
マイペースの方々や
こんなものまで(さあ、なんでしょう)。

甲山に住むいろんな仲間たちと一緒にお待ちしてます。
ぜひ、お越しくださいね。

2015年3月11日水曜日

寒い朝。

 今朝の冷え込みは厳しく、出勤時外気温2℃スタートです。
10時をまわった今も雪がちらちらと舞い、寒い寒い。

道路の端の水たまりにも氷がはっていました。
そしてこんな所にも。

雨水君(うすいくん)タンクの上にも氷が。

石臼の中の水にも氷が。





雪がちらつく中、こんな写真も撮れました。

きくらげ


先日、雨の中見つけたきくらげです。今朝はいい天気で、ちょっと乾いた感じでしたが。
八宝菜や中華料理に使われたりするコリコリとした触感のキクラゲ科のきのこです。
調べてみるとこのきくらげ、意外や意外春から秋にかけてブナ林などの山地に多く生えているそうですよ。





2015年3月9日月曜日

探検隊いらっしゃい

3月8日 雨あがりの晴天の日曜日

武庫川流域エコバスツアー こども北摂里山探検隊のみなさん32名が

甲山自然環境センターを訪れました。

まずはオリエンテーション

いよいよ

3つのグループに分かれて、1つ目はオリエンテーリング

都市近郊にありながら、豊かな自然環境に恵まれた甲山の魅力を

自然解説パネルを見ながら、説明を受けました。

このオリエンテーリングを回ると、生物多様性の重要性と、

甲山は循環の森…というキーワードが理解できます。

甲山には年間 約100種の野鳥が訪れます

2つ目は、自然学習館では木の香りのする中、エコハウスの説明、西宮市の天然記念物

甲山湿原の説明を受けました。



一度は体験したいエコハウス




子どもたちは昆虫に夢中

その後、実際に甲山湿原の中に入り、湿原保全の重要性を理解しました。


湿原のオオミズゴケ

3つ目は、伐採で発生する木を薪にする、薪割りの体験です。


日頃、都市型里山ボランティア活動に協力していただいているみなさんの指導の下、

なかなか体験できないことが、出来ました。

初めてだからドキドキ

甲山自然の家の前にて
今日の体験を通して、

多くの方が地域の自然に理解を深め、あちらこちらで、

里山保全活動が活発になることを、願ってやみません。


2015年3月6日金曜日

啓蟄

本日は 啓蟄。
地中にもぐっていた虫たちが、はいだしてくる頃と言われています。
実際には、まだ虫たちの姿をほとんど見かけることはありませんが土の下や、
葉の裏などで、春を待ちわびていることでしょう。


甲山周辺は、環境省のモニタリングサイトとしての採択を受け、2008年から
動植物の生息、生育の調査を続けています。
植物は、月2回甲山周辺を丁寧に歩き、生育を調査し、
動物の調査は、赤外線カメラを数か所設置して行っています。

この事業でもボランティアさんに
尽力いただいています。



学習館にて、調査結果を、花の解説付き写真で貼り出しています。
冬の間、花も少なく寂しかった展示ですが、
徐々に開花も増え
春が近づいていることを実感します。

 
おなじみの花も、咲きだしています。

 


 
 
弥生と言えば、つくし、よもぎもち、ふきのとう・・・
あれれ、うかんでくるのは食べ物ばかり。
 
うららかな春がほんとうに楽しみですね。

2015年3月4日水曜日

春の芽吹き

3月になりましたね。甲山を歩いていても、駆け抜ける風がどこか春めいて、木々を照らす光もまぶしく感じます。


ところで、3月は旧暦で弥生といいますが、その名の由来をご存知ですか?

諸説ありますが、弥生(いやおい)が変化したものとも言われます。

弥(いや)…いよいよ、ますます
生(おい)…草木などが生い茂る

それぞれの意味をつなげて、草木がいよいよ芽吹く月、弥生と呼ばれることになったという説があります。


オオバヤシャブシ うぐいす色の芽がきれい

ちなみに、3月は植物に関する季語が多いのだそうです。

道端に生えている草や木をよくみると、みずみずしい新芽が春を教えてくれるかもしれませんね。