2015年7月28日火曜日

お母さん がんばれ!

台風12号は熱帯性低気圧に変わり

あまり影響もなく、ありがたいことでした。

なお引き続き、ピクニックロードは通行止めの箇所があります。

ご注意ください。


今日のご紹介は

夏にきらめくタマムシのお母さんです。

産卵が近づいている様子。


コナラの木を用意しました。


立派なコナラは嬉しい



産卵管が見えます
卵を安全な場所で産まなくちゃ



ここはどうかしら?



ちょっと深いかな?



安心して産卵できる!
やれやれー

コナラの木とわかった途端に
産卵準備のため

あちらこちらを探して
適当な場所選びをしました。

母は強し!

お子さま 夏休み中のお母さん

がんばりましょう!!







2015年7月21日火曜日

樹液に集まるのは???

梅雨明けし、夏本番!!甲山もにぎやかになってきました。
オオムラサキ
ゴマダラチョウ

コメツキムシの仲間 

ルリタテハ

ニイニイゼミ

本日限り 一日展示のオオムラサキ
運が良ければ出会えるかも?!

甲山産 ヒラタクワガタ 7㎝位あります!!
甲山産のヒラタクワガタを飼育し
タマゴから育てたものを頂きました。
ただいま展示中!!
これも樹液に集まる昆虫です。


2015年7月16日木曜日

突然ピョッコリこんにちは


今朝、陸ガメさんを日光浴のために外に出していると、、、、

突然ピョコッと元気よく一匹のカエル君が草むらから飛び出してきました!





<カエル君>

こんにちは~!!









このカエル君の種類を調べてみると、”タゴガエル”という名前のカエルでした。
そしてこのタゴガエル君、あるカエルと実はとっても見た目が似ているんです。。。

その名も”ニホンアカガエル”

名前は全然似てないんですけどね。。。

見た目の違いとして、

・タゴガエルは眼から後ろにのびる背側線という線がカクッと曲がってから伸びているのに対して、ニホンアカガエルは眼から真っ直ぐ後ろに背側線が伸びている。

・タゴガエルはのどもとから腹にかけて模様があるのに対して、ニホンアカガエルは模様がない。

などだそうです。





(ニホンアカガエルの写真がないのでここでの見分けはできなくてすみません。。。)




(本当に二種類が似ていて区別するのが難しかったです。。。)






そしてタゴガエル君なのですが、実は兵庫県の希少種に指定されており、数が減ってきてなかなか会うことができないんです。

そんなタゴガエル君が今日はピョッコリ出てきてくれたので今日はハッピーな一日になりそうです!

みなさんもぜひ甲山に足をはこんでいただいて、このタゴガエル君にあいさつしにいらしてみてはいかがでしょうか!







2015年7月9日木曜日

何かが・・・

飼育中の魚のエサとなるミミズを捕るために土を掘り返していると、何かの幼虫が土の中から出てくるのが目に入りました!
おまけに、殻を破って何かが外へ出て来ようとしている・・・・・。
急いでカメラを取りに走りましたが間に合わず(T-T)
戻った時にはすでに羽化していました。

羽化したてです。じっとして動きません。







この茶色っぽい抜け殻の中から出てきました。



なかなか可愛い目をしてますね。


羽化したての虫を調べたところ、シオヤアブというアブの仲間だとわかりました。
さて、このシオヤアブはコガネムシを好んで食べると言われています。
幼虫時代は土の中で、大人になるとコガネムシの成虫を捕まえ体液を吸います。
コガネムシの天敵ですね。


そしてこのシオヤアブ、なかなかのハンターなのです。
捕獲した獲物は脚で抱きかかえて、離しません。
尖った口を獲物につき刺し、消化剤を注入して一瞬で動かなくして、体液を吸います。
ときにはスズメバチも襲うそうですよ。


2015年7月6日月曜日

にしのみや都市型里山ボランティア育成セミナー2015 始まる


にしのみや都市型里山ボランティア育成セミナーが
始まりました。

6月28日(日)六甲保養荘・社家郷山キャンプ場周辺

受講者19名  ボランティア14名 合計33名参加



西宮市の取り組みついて

里山とは?
特別講演で兵庫県立大学名誉教授の服部保氏より、
里山保全のあり方と
里山林についてお話がありました。

 山を守るには、まず山を知ることから
 始まります。

 。
保全のための伐採とは?




 



マツの切り株 発芽の観察
ノコギリカミキリ
    

7月4日(土)第2回
甲山、神呪寺農地 
受講者17名 ボランティア16名 合計33名参加

LEAF農地スタッフより里山、里地農業の

役割などの説明を受けました。
その後、実際に農地に出てサツマイモを
植え付け体験
このイモは最終回で収穫し、食べる予定です。
農地のセミナーハウス

誰もが真剣!













三角巾を使って
午後は
甲山自然の家にて 
日本赤十字社 
インストラクターより
救急法、傷の手当て、AEDの使い方などの
講習を受けました。

設置はよく見ますが…




野外活動での緊急対応と
自分の身は自分で守るという
原則を確認しました。

甲山・社家郷山の豊かな自然環境を保全し、山の材を有効的に循環利用することで、人を含めた多くの生きものが末永く暮らせるエリア作りを目指します。
セミナー修了後はボランティアとしてこの活動にご参加いただけます。

さあ、これからのセミナーが、ますます
楽しみなって来ましたよ。

2015年7月3日金曜日

とれたて情報!!

若齢幼虫から飼育していたナナフシが
6月中旬大人になりました。
そして、今日、卵を2つ産んでいました。
どれが卵かわかりますか?
しばらくの間、毎日、卵をいくつか産みます。
学習館に立ち寄られた際には、
ナナフシの飼育ケースを覗いてみてくださいね。

上の2つはナナフシのふん
真ん中の2つが卵です。

卵を拡大するとこんな感じ。
大きさは3㎜程度。

3年前に観察用にと頂いた
鉢植えのサギソウ(三田産)
本日開花しました。
朝9時、開館時にはまだつぼみでしたが、
昼前には開花していました♪
甲山湿原観察園では例年8月初旬から咲きはじめます。
今年はもう少し早いかもしれませんね。


6月に撮った生きもの一挙公開

朝からニイニイゼミの声♪ 6月中旬から聞こえていました。
本日は、6月に甲山・社家郷山キャンプ場周辺でであった生きものをご紹介します。
サトキマダラヒカゲ 6/3

ユミアシゴミムシダマシ 6/24

ミミカキグサ 6/24 (甲山湿原 生物保護区湿原内)

シオカラトンボ♀(メス) 6/25

ナガコガネグモの巣 6/25

イグチの仲間 6/27

キタキチョウ 6/27

イグチの仲間 6/28

クチベニマイマイ 6/28

ヒオドシチョウ 6/28

モリアオガエル 6/28
夕方に見かけました。

6/29 やはり(^^♪
翌日新しい卵塊ができていました。
しかし、
7/2には新しい卵塊がなくなっていました(@_@;)