2016年8月5日金曜日

甲山のクワガタたち

暑い毎日が続いていますね。

 

学習館は、連日、夏休みを満喫中の子供たちやご家族でにぎわっており、甲山周辺の自然について楽しく学んでいただいています。

数ある生きものの中でも、やはりこの季節はカブトムシやクワガタが大人気。展示中の虫たちは、みなさんの注目の的となっております。

甲山に生息するクワガタは7種類いると言われていますが、みなさんそのクワガタの種類をご存知ですか?

今日は7種類の甲山クワガタオールスターズのメンバーについて、紹介してみたいと思います。

 

まずは貫禄たっぷりのこちらから。



 

コギリクワガタ

大あごが湾曲しています。なかなかの風格です。

 
 
 


ヒラタクワガタ

地域ごとに大あごの形が違うようです。





ミヤマクワガタ

頭部の張り出しが特徴的。かっこいいですね。

 
 
 

チビクワガタ 

名前のとおり小さいですね。おもに朽木に生息します。

 
 

こちらはスジクワガタ

大あごの内歯の明瞭さや数、位置などで他と識別するようです。

 






そしてこちらはネブトクワガタ

上翅(じょうし)に はっきりとしたすじがあります。

ネブトクワガタの蛹室も展示中。あと少しで羽化するかな?


ネブトクワガタ蛹室


最後になりましたが、こちら。



 コクワガタ



このオスは大あごの長さが頭部より長いですね。

そういう特徴が識別のポイントの1つのようです。

 
 

学習館ではいつもすべてのメンバーがそろっているというわけではありませんが、

すべて見ることができれば本当にラッキーです。

 

ぜひ会いに来てください!

 
 
(参考:日本のクワガタムシハンドブック
横川忠司 著 ㈱文一総合出版)